
【夏を満喫!】体一つで大自然を体験するキャニオニングの魅力!
夏を楽しむためのアクティビティはたくさんありますが、その中でも特におすすめしたいのが「キャニオニング」です。フランスを発祥とするもので日本では2010年のテレビ紹介を機に人気が爆発しました。
今回の記事では全国各地の渓流で楽しめるほどとなったキャニオニング独自の魅力や体験するために最低限必要なもの、注意点についてまとめています。
目次
キャニオニングとは
キャニオニングとは滑る、飛ぶといったさまざまな要素を体験しながら、自分の身ひとつで渓谷を下っていく新感覚アウトドアスポーツのことです。
本来のキャニオニングはもっとサバイバル要素の強いものですが、日本では各地でツアー化され自然を楽しめるアクティビティとして人気を博しています。
滑る
キャニオニングの中でも代表的ともいえる要素で滝などを使ったウォータースライダーを楽しむものです。地形を生かした天然の滑り台は気分爽快、病みつきになってしまうほど。
滑り台に適した地形を作れるのは花崗岩という岩質、火山国である日本にはその花崗岩が多いため千差万別の天然滑り台が存在します。
跳ぶ
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こちらもキャニオニングの大きな魅力のひとつで、文字通り滝つぼなどに飛び込んでスリルを味わえる要素です。
もちろんキャニオニングを楽しみたい人のレベルに合わせたコースを選べるため、飛び込むのが苦手な人でも安心して楽しめます。
クライミング
渓谷を下るといっても地形によっては登っていく場面になることも。
キャニオニングで滝を登っていく行為をシャワークライミングと呼ぶことがありますが、実際のシャワークライミングは沢を登っていくことを意味するので最終的なゴール地点に違いがあります。
ただキャニオニングのひとつの要素として、またはわかりやすさを重視するためにシャワークライミングと呼ぶことが多いようです。
浮く
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連続するスリルや爽快感に疲れたら水の中で一休み。
緑に囲まれた空を見ながらゆったり浮いてみましょう。そんな癒しなひと時もキャニオニングには組み込まれています。
キャニオニングに持っていくもの
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ツアーではキャニオニングに必要な装備は基本的にすべて貸し出してもらえるので、なにも用意する必要はありません。
ただ自分が気持ちよく楽しむために持って行くものはありますので装備品の紹介のあとに、記載しておきますね。
ヘルメット
頭を守るために必要なものですが、当然貸し出してもらえるので安心してください。必ず装着するようにしましょう。
シューズ
こちらも貸し出してもらえますが自分で手に入れることもできます。
キャニオニングで使うシューズには底の素材が違う2種類(ラバー、フェルト)のものがあり、どちらも一長一短がありますので理解して購入してください。
FIVETEN(ファイブテン) キャニオニア3
出典:amazon.co.jp
カラー:イエロー
サイズ:24~29.0cm
素材:ネオプレーン、メッシュ(アッパー)StealthS1(アウトソール)
クライミングシューズで注目されるファイブテンが販売するキャニオニングのためのシューズ。軽量かつ強靭なグリップ力を備えています。
2021年8月現在、入手は難しくどうしても欲しい場合は個人輸入が最適と思われる状況です。ラバー底は基本的にかなりのグリップ力を誇りますが、苔の付いた岩だけは苦手なので使用する場合は頭に入れておきましょう。
なおツアーなどで使用するときは気を付けたほうがいい場所などをガイドさんが注意してくれるので安心です。
SEA PEOPLE (シーピープル) フェルトブーツ
カラー:ブラック
サイズ:18~30.0cm
素材:3mmナイロンジャージ(アッパー)フェルトソール(アウトソール)
このシューズもキャニオニア3と同じようにネオプレーン素材を使っています。ネオプレーンとはウェットスーツと同じ素材で保温力と断熱性能の高さが特徴です。
ファスナーがついているので使いやすさも抜群、楽に履いたり、脱いだりができます。さらに13cm厚のフェルトソールのおかげで足場の悪いとこを歩いても大丈夫、耐久性も高いです。
フェルト底のグリップ力はラバーには劣るものの、苦手とする場所がないためキャニオニング初心者の方におすすめとなります。
グローブ
グローブに関しても基本はレンタルとなります。手の保護や水温が低い時の寒さ対策で着用するもので、キャニオニング用のグローブもインターネットなどを使って個人で手に入れるのは難しいようです。
KONG(コング) CANYON GLOVES (キャニオニング用グローブ)
サイズ:XSからXXXLまで7種類
素材:ネオプレーン
ネオプレーン素材のためキャニオニングのほかラフティングなどにも対応できます。ウォータースポーツだけでなくクライミング、ガーデニング、木登りなど広範囲に使える汎用性の高い商品です。
防水スマートフォンケース
ここでは防水スマートフォンケースを紹介しますが、急なスライダーや飛び込み要素があるキャニオニングでスマホを携帯してると破損や紛失の可能性がでてきます。
小学生などが楽しむキャニオニングで親御さんが撮影する程度のときに利用してください。なおツアーでのキャニオニングには専属カメラマンが撮影した写真を、インターネットでダウンロードできるサービスなどがあります。
通話のための携帯はツアーによっては禁止だったり、自己責任での利用だったりするので注意してください。
owltech(オウルテック)OUTDOOR PRODUCTSコラボ防水&防塵ケース
最大対応サイズ:81×25×160(高さ)mm
本体サイズ:116×20×217(高さ)mm
重量:(約)49g付属品除く
付属品:ネックストラップ
ファッション性を加味したシンプルなデザインのデイリーウェアやバッグが人気のOUTDOOR PRODUCTSとのコラボレーションアイテムとなります。
おしゃれなデザインと水深30mテストに合格した確かな防水性が売りのスマホケースです。
ケースに入れたままタップやフリックなどの操作が可能で、そのまま通話までできる優れもの。水に浮く構造なのもうれしいですね。
UNBREAKcable スマホ 防水ケース
最大画面サイズ:7インチ(iPhone 12 Pro Maxなど、詳細な対応機種はインターネットでご確認ください)
本体サイズ:123×17×216(高さ)mm
重量:(約)130g
こちらの商品も水深(約)30mで30分間の防水が可能なアイテムです。IPX8とは防塵、防水性能を表す規格で2桁の数字でそれぞれのレベルを示しています。
この商品の場合、Xは省略の意味で防水性能は8等級であるということです。キャニオニングだけでなくすべてのマリンスポーツ、水辺のアウトドアに対応できます。
水着・濡れてもいい下着
自分で用意するものとしてウェットスーツの中に着用するための水着、または濡れてもいい下着を準備しましょう。なるべくシンプルで金属の飾りなどがないものがおすすめです。
男性の場合はトランクスタイプ、スパッツタイプが適しています。このほか体をふくタオルや着替え、必要ならゴーグルやメガネバンドなどがあれば問題ないでしょう。
キャニオニングで注意すべき点
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素晴らしい自然体験をさせてくれるキャニオニング、ツアーでもしっかり安全対策が取られていますがアクティビティの性質上リスクが伴うのも事実です。
まずはガイドさんの指示を理解し、それに従うことが楽しむための第一歩となります。
自分の能力に合ったコースを選択すること、もしその場で自信が無くなっても恥ずかしがらず迂回するということ、それらもキャニオニングを楽しむ秘訣です。
まとめ
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夏を最高に満喫できるキャニオニングは自然のフィールドを生かした天然のアトラクションでした。同じ場所でも天候や水量によってまったく違う体験を味わうことができます。
その人に合ったコースを考えてくれるので誰にでも楽しめること間違いなしです。日常では出会えないスリルや爽快感、マイナスイオンによる癒しなどおすすめポイント満載のキャニオニング、ぜひ挑戦してみてくださいね。