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スノーピークコット

キャンプで快適な眠りを!軽量なコットおすすめ10選【ソロキャンパー必見】

アイキャッチ出典:Snowpeak

キャンプでは、寝床作りが最重要課題といっても過言ではありません。「テントと寝袋だけあればOK!」なんて思って出かけたら、次の日の朝、絶対に失敗したと思うはずです。

そんな寝床づくり失敗の経験がある方にこそ、コットをオススメします。コットの上に寝袋を敷くだけで、自宅のベッドと変わらないぐらい、安眠できるんです。

キャンプで快適に眠るならコット寝が最高!

 

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整備されたキャンプサイトでも、自然のままのフリーサイトでも、テントの底布一枚隔てて地面を感じるところでは、寝袋だけではなかなか安眠なんてできないものです。地面は見た目以上にゴツゴツと硬くて冷たいもの。万が一、背中に小石でも当たっていた日には、テントを張り直して取り除かないと一晩中眠れないでしょう。

快適な寝床作りのためには、いろいろ持っていかないといけません。とはいえ、銀マットにインフレータブルマット、はたまたエアベッドに厚手のラグマットなどなど、あれこれ荷物を増やしてしまうのは、ちょっと大変だし考えものですよね。せっかく、ミニマムな荷物で行くソロキャンなら、なおのことです。

そこで、コットの出番です。

ご存じのようにコットはフレームに布を貼っただけの簡易ベッド。バラしてコンパクトに収納できるので、持ち運びも簡単です。夏場は風が抜けるので涼しく寝られますし、冬場は地面からの冷気をシャットアウトするので、暖かく寝られますよ。

コットと寝袋だけあれば、各種マットを買い揃えなくても、テント内で快適に眠ることができるんです。底布のない、フロアレステントでも使えますよ。では、どんなコットを選べばよいのでしょう?

その疑問にお答えします!

選ぶなら「軽量」で持ち運びやすいものを!

いきなり答えから申し上げると、コットは軽量なものを選びましょう。いろいろなキャンプマットを持っていく代わりですから、「これ1台でOK」じゃないと意味ないですよね。軽量コットがオススメの理由はむひとつ、持ち運びの便利さです。

駐車場からサイトまで距離があるとき、テント内で寝床を作る際にも、軽量コットは持ち運びが断然便利。昼間はテント外に持ち出してベンチ代わりに座ったり、荷物置き場にしたり、風に吹かれながらお昼寝するのにも軽量なほうが持ち運びやすいというもの。「軽いと強度が心配」という方もご安心ください。耐荷重100kgオーバーのコットもたくさんあるんです。

コットの種類はハイ&ローの2タイプ!

コットは一般的に座面の高さによって、ハイコットとローコット、2種類に分類されます。軽量かそうでないかの違いは、主に素材に違いなのですが、脚をチェンジすることでハイ&ロー、使い分けられるタイプもあります。いずれにしても軽量モデルを選ぶべきことは確かですが、それぞれの使い方の違いについても知っておきましょう。

ハイコットならテント内は広々

 

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一般的に高さ40cm前後ぐらいのものをハイコットといいます。座面までの高さがあるので、腰を下ろしやすく、下にスペースがあるので荷物置き場にすることもできます。狭いソロ用テントの中を広々使兎なら、断然ハイコットですね。

また、ハイコットはその構造上、脚の長さを調節して高さを変えられるものもあります。その分、このあとご紹介するローコットより、ちょっと重くなってしまうのが難点ですが、それでも使い勝手を優先するなら、ハイコットのなかでも軽量なものを選びましょう。

ローコットなら安定感も抜群です

 

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座面が低いぶん安定感があるのがローコット。ベンチとして使うときは、脚をあげてリラックスして座ったり、寝返りを打ったときでもコットが倒れる感じがないので安心感もあります。

構造的に軽量化がしやすいことから、軽量モデルが多いのもローコットの特徴で、モノによっては収納時のサイズがリュックに入るぐらいのものも見つかります。

おすすめの軽量コット10選

それではおすすめの軽量コットをご紹介しましょう。ハイコット、ローコット、そして高さの使い分け可能なハイブリッドコットまでピックアップしてみました。

①NatureHike ハイ&ロー

使用サイズ:長さ190×幅65×高さ38〜17cm
収納サイズ:長さ55×直径15cm
重量:ハイコット時2.5kg、ローコット時2.0kg
素材:フレーム:アルミニウム合金、生地:ナイロン
耐荷重:150kg

脚部の取り外しによって、高さをハイ&ロー2段階に調整可能。ポールエンドの研磨もしっかりされているので、思わぬケガはもちろん、ショックコードを傷つける心配もありません。サイドポケットも付いているので、スマホや懐中電灯などの収納にも便利です。

②WAQ フォールディングコット

収納サイズ:長さ約60×高さ18×幅18cm
重量:約3.2kg
素材:フレーム:ジェラルミン合金、生地:ナイロン
耐荷重:150kg

「コットの座面は、硬すぎず、沈み過ぎない適度なものが寝やすい」と、ローコット時も地面にあたらない張り具合を保つなど研究を重ねたモデル。収納バッグに余裕があるので、撤収時などに、ギチギチで「もともとどうやって入ってたんだ?」と、悩むことはないでしょう。

③ENDLESS BASE ローコット

使用サイズ:長さ約200×幅約70×高さ17cm
収納サイズ:長さ約40×高さ15×幅15cm
重量:約2.5kg
素材:フレーム:アルミニウム合金、生地:ポリエステル
耐荷重:150kg

一般的なコットより、ひと回り大きい200×70cm。体格の大きい大人が寝ても安心のサイズです。サイドポケットが付いているのはもちろん、エア枕もセットになっているのも嬉しいポイント。
生地は裏面にPUコーティングされているので、結露が表に滲んでこないのも、寝袋が湿っぽくならないポイントです。

④FUTURE FOX ローコット

使用サイズ:長さ約185×幅約66×高さ16cm
収納サイズ:長さ約51×高さ13×幅17cm
重量:約2.5kg
素材:フレーム:ジュラルミン合金、生地:ポリエステル
耐荷重:150kg

900デニールの厚手生地は、耐久性も十分。ノルディック柄の座面も、おしゃれキャンプサイトにぴったりです。
このテのローコットにありがちな、フレームとサイドポールの接続に体重をかけてはめ込む作業も、ジュラルミンポールならではの耐久性で、しっかり組み上がります。

⑤Hilander 軽量アルミローコット

使用サイズ:長さ約188×幅約68×高さ約16cm
収納サイズ:長さ約55×直径約14cm
重量:約2.0kg
素材:フレーム:アルミ合金、生地:ポリエステル
耐荷重:80kg

三本足の軽量コットは耐荷重80kgなので、小柄の男性や女性・子供向けですが、なんといっても脚部の取り付けがレバー方式なので、大した力がいらないのがポイントです。ブレームパーツも少ないので、収納時もコンパクト。多くのキャンパーから愛される理由も納得です。

⑥Therm-A-Rest メッシュコット XL

使用サイズ:長さ約196×幅約76×高さ約10cm
収納サイズ:長さ約46×直径約18cm
重量:約2.0kg
素材:フレーム:アルミ合金、生地:ポリエステルメッシュ
耐荷重:158.8kg

フレームが弓なりになる独自開発のボウフレームテクノロジーを採用したローコットは、マットレスの専門メーカーの逸品。特許取得した構造は弓形のフレームに円形の脚をセットするタイプで、クロスバーが身体に触れないので快適な寝心地を約束してくれます。

⑦FIELDOOR アウトドアエアーコンパクトコット

使用サイズ:長さ約190×幅約64×高さ約17cm
収納サイズ:長さ約37.5×高さ約18×幅約13cm
重量:約2.8kg
素材:フレーム:ジュラルミン合金、生地:ナイロン
耐荷重:150.0kg

座面がエアマットになっているので、快適な寝心地を約束。とはいえエアマットはポンプが要るのでは?と思われるかも知れませんよね。じつはこのマット、ポンプが搭載されていて、ヘッド部分を手で押すと、給気口バルブから空気が入っていく仕組み。画期的です!

⑧LOGOS Tradcanvas ポータブルアッセムプッドベッド

使用サイズ:長さ約180×幅約61×高さ約13cm
収納サイズ:長さ約40×高さ約22×幅約11cm
重量:約2.7kg
素材:フレーム:アルミ合金、生地:ポリエステル
耐荷重:120.0kg

新構造のブレームは再度ポーツに脚フレームを取り付け、カチッと引き上げるだけ。組み立ても収納も簡単・安全に作業ができます。それでいて耐久性も抜群で耐荷重120kgを誇るのは流石のロゴす。収納ケースもポーチタイプで見た目もスタイリッシュなところもポイントです。

⑨DOD ウルトラクールキャンピングベッド

使用サイズ:長さ約190×幅約77×高さ約19cm
収納サイズ:長さ約83×高さ約21×幅約5cm
重量:約4.8kg
素材:フレーム:スチール、生地:ポリエステル
耐荷重:100.0kg

スチールフレームは他のモデルより重量はありますが、許容範囲の5kg以下。座面はメッシュ素材で軽量なうえに涼しいので、夏場など蒸れずに快適に安眠できます。サイドフレームに脚を取り付けて張力を確保する簡単設計ですが、フレームがしっかりしているので安定感もあります。

⑩Coleman パックアウェイコット

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使用サイズ:長さ約190×幅約62×高さ約36.5cm
収納サイズ:長さ約95×高さ約22×幅約17.5cm
重量:約4.5kg
素材:フレーム:アルミ合金、生地:ポリエステル
耐荷重:80.0kg

コットは脚部の取り付けに力が要るなど、女性には扱いずらいところもありまうが、こちらは折りたたみ式なので、広げるたけでコット設営ができる簡単設計。その分、バラせないので収納時は大型ですが、オートキャンプなら問題ないサイズ。チェアやロールトップテーブルと同じ積載が可能です。

まとめ

これまでキャンプのテント寝に、満足いかなかった方こそ、コットを使ってみてください。ソロキャンにはもちろん、グルキャンやファミキャンにもコット寝は最高ですよ。
もし、いまコットが気になっている方がいたら、まずはご自宅で簡易ベッドとして自宅で使ってみるのはいかがでしょう。
あ、これなら快適に寝られる!と気がつくはずです。