
【人気か新作か】どっちを選ぶ?おすすめ焚き火台下剋上
アイキャッチ画像出典:Unsplash
キャンプブームがもはやブームを凌駕して、キャンプが一般的に行われるようになってきています。
そんなキャンプの醍醐味はなんと言っても焚き火。
インターネット上でキャンプに関する動画を発信されている方々の多くは、キャンプの楽しみとして焚き火を挙げてらっしゃいます。
特に近年増えているソロキャンパーの動画では、焚き火や焚き火を使った料理などが欠かせなくなっています。
今回はそんな動画でもよく見る人気の焚き火台とまだあまり見ない新作の焚き火台をご紹介したいと思います。
ご紹介する焚き火台は、ランキング上位に挙がる人気の焚き火台も新作の焚き火台も全ておすすめです。
この記事を読んでくださった方が焚き火台を購入される際に、少しでも焚き火台選択のヒントになれれば幸いです。
焚き火台については、こちらの記事もおすすめです。
目次
焚き火台とは?
そもそも焚き火台は何のために使うのかご存じですか?
まずは焚き火台の起源や、メリットとデメリットを確認していきましょう。
焚き火台の起源
皆さんご存知かと思いますが、SnowPeak(スノーピーク)の焚き火台が起源と言われています。
焚き火台を使うメリット
この投稿をInstagramで見る
1番はキャンプ場の自然保護が挙げられます。
焚き火台を使用して焚き火を行う事により、容易かつ元通りもしくは元よりももっとキレイに後片づけをすることが可能です。
また、焚き火台というキャンプギアを楽しむ事ができるというのもメリットと言えるかと思います。
焚き火台を使うデメリット
出典:Unsplash
やはり直火のような武骨さなどの独特の雰囲気は出すことができません。
ただ、後にもご紹介しますが、直火好きのキャンパーさんにもご満足いただけるような焚き火台が続々登場しております。
また、焚き火台自体が荷物となります。
こちらも非常にコンパクトになる焚き火台もたくさんありますので、あまりデメリットとなりにくくなっている印象ではあります。
最後に、コストパフォーマンスに優れた焚き火台を選んでも直火に比べるとコストがかかる点かと思います。
焚き火をするに当たっての注意点とは?
ルールやマナーを守りモラルを持って楽しむ。
この投稿をInstagramで見る
まず、キャンプ場のルールを確認します。
直火が可能かどうか、消灯時間は何時~何時までか、炭捨て場は利用はどのようにしたらよいのかなどです。
今回ご紹介している焚き火台は、あくまで直火禁止のキャンプ場でも焚き火を楽しむために必要なギアであるということを忘れないでほしいと思います。
ルールは、事前にキャンプ場のホームページを確認したり、行ったことのあるキャンパーから情報収集する方法もあるかと思います。
また、確認し忘れた場合も、受付時に説明されることが多いです。
次に焚き火のマナーですが、直火禁止のキャンプ場で焚き火を行う際には、焚き火台を用意すると共に地面の状態(土、砂地、芝など)を確認します。
土や砂地であれば大丈夫ですが、芝のサイトの場合は後ほどご紹介する焚き火台の下に難燃シートなどを敷くと、芝を傷めないように防ぐ事ができます。
↓難燃シート(芝生サイト)
風の強い日の焚き火は控えていただいたほうがいいと思います。
自分のテントもそうですが、周囲のキャンパーにも危険や迷惑が及ぶ事もあります。
また、サイト内での焚き火台の配置には注意が必要です。
テントから一定の距離をとる事に加えて、風向きや風の強さ、周囲の環境を考慮して、場所を決めます。
また、完全に消火されていない焚き火のそばからは、基本的に離れないように注意していただく必要があります。
少し離れた隙に、チェアに火の粉が飛んで溶けた、突風が吹いてチェア自体が倒れて焚き火に飛び込んでしまった、といった失敗談はよく耳にします。
↓焚き火台の配置例
また、眠る前にきちんと消火しきっている事を確認してから焚き火を終わる必要があります。
チェックアウトの日の朝にも焚き火をする際には、薪をしっかり燃やしきって、炭捨て場に捨ててから、焚き火台自体をゆっくり冷ます必要があります。
そのため、チェックアウト時間から逆算して焚き火を始めるようにしておくことが望ましいです。
炭捨て場に捨てる際も炎がなくなっているのを確認し、時間がないときは炭捨て場に捨ててから消火しきっていない部分のみに水をかけるといった方法もあります。
↓炭捨て場
最後に、モラルを持って焚き火を楽しむ上で、時間には注意が必要です。
キャンプ場は、消灯・就寝時間(クワイエットタイム)を明確に設定されている事が多いです。
午後10時~翌朝午前6時ぐらいがマナーとしては適切な時間かと思います。
お酒を飲んだり、仲間や家族と楽しい時間を過ごしていると、ついつい遅くなってしまいがちですが、完全に消火できていなくても、午後10時には話し声を可能な限り抑えたり、薪を割ったりしないように配慮していただきたいです。
焚き火台の選び方3つのポイント
見た目
好みで選んでいただいていいと思います。
形、素材(質感)、色、大きさ、薪を焼べた時も含めてご自身がかっこいいと思ったり、魅力を感じたらそれが全てかと思います。キャンプで焚き火を眺めてのんびり過ごしたい方は、最優先していただいていいポイントかと思います。
家族や他のキャンパーに共感されてもよし、共感されなくてもよし、自分が眺めて素敵だと思える見た目を選んでいただきたいですね。
コストパフォーマンス
この投稿をInstagramで見る
焚き火台を多用途に使われる方は特に重きを置いていただきたいポイントです。
バーベキューグリルとして使ったり、焚き火料理をよくする場合には、周辺ギアが充実していたり、拡張性のある焚き火台を選んでいただきたいですが、やはり汚れたり重さのある調理器具を置いたりと丈夫さが必要となります。
丈夫かつ汚れに強く、長く使えるいわゆるコストパフォーマンスに優れた焚き火台なら思う存分安心して使用していただけるかと思います。
ある程度の目星がついたら、使ってみないとわからない部分でもありますので、アウトドアショップの店員さんや、ネットの口コミ、実際に使われてるいるキャンパーさんから、情報収集されるのがいいかと思います。
携帯性
この投稿をInstagramで見る
キャンプの形態はそれぞれだと思います。
どのような形態でキャンプをしているかによって、焚き火台の選び方に影響するかと思います。
ファミリーキャンプ中心のオートキャンプの場合には、コンパクトに収納可能できれば、多少重くても大きさのある焚き火台を選ぶ事をおすすめします。
また、反対に登山などでのソロキャンプが中心の場合は、可能な限り軽くコンパクトに収納できる焚き火台を選ぶ方が多いと思います。
携帯性は大事ですが、あくまでどのようなキャンプスタイルかという事を考慮する必要があるかと思います。
↓分解してコンパクトになる焚き火台
人気の焚き火台の魅力
この投稿をInstagramで見る
人気があるということは、当然ですが多くのユーザーから高評価を得ており、かつ多くの方々が手にしやすい必要があると思います。
もちろん、人気の焚き火台は選び方のポイントに挙げた全ての要素を満たしている事がほとんどなので、あとは何に重きをおくか、何に1番魅力を感じるかは皆様の好みもあるかと思います。
それでも飽きがこなくて、丈夫という点は人気の焚き火台の共通項かと思います。
人気の焚き火台おすすめ5選
UNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリル
サイズ:幅43cm×奥行き43cm×高さ33cm(網高)
収納サイズ:幅38cm×奥行き38cm×高さ7cm
重量:2.7kg
焚き火台を紹介する際に、初心者に1番おすすめなのはこちらの焚き火台です。
値段が安く、入手が容易に可能で、かつ多用途であり、収納袋や専用の焼き網、ロストルなど周辺ギアも豊富な上にそれらも非常に安価で入手が容易に可能といったように申し分ないコストパフォーマンスを備えた魅力満載の焚き火台です。
焚き火台としてもかっこいいですし、バーベキューもできます。
ロストルを使えばダッヂオーブンでの料理にも使えます。
非常に人気なのでキャンプ場でかぶる事もあり、他のキャンパーさんとの話題にもなります。
大きさはこちらより一回り大きいファイアグリルラージ、ファイアグリルsoloと3つのサイズがありますが、まずはこちらのサイズをおすすめします。
某有名アウトドアショップの店長さんから、『手入れなしで10年以上使えます!』とのお墨付きをいただき、私が最初に購入したのもこちらの焚き火台です。
全く手入れせず3年ハードに使っておりますが、何の問題もございません。
初心者の最初の焚き火台として、間違いなくご満足いただけるかと思います。
snow peak(スノーピーク)焚き火台L
使用時サイズ:幅43cm×奥行き43cm×高さ33cm
収納時サイズ:幅56cm×奥行き64cm ×高さ4.5cm
素材:ステンレス
重量:5.3kg
焚き火台と言えば!と言っても過言ではない代表作がこちらかとも思います。
今回は、Lサイズをご紹介しておりますが、S、M、Lの3つのサイズ展開です。
ソロキャンプやデュオキャンプの方はSサイズ、デュオキャンプ、3~4人ぐらいのファミリーキャンプであればMサイズ、ファミリーキャンプやグループキャンプであればLサイズというように、使用人数、用途や目的に合わせてサイズを選んでいただくことができます。
焚き火のみならず、専用の焼き網やロストルなどの周辺ギアが非常に豊富で、バーベキューグリルとしてはもちろん様々な用途の焚き火料理にお使いいただけます。
かっこいいデザインかつ非常に丈夫なので、使い方や手入れにあまり気をつけなくても壊れる事はないかと思います。
デメリットとしては、折り畳んで薄く収納可能ですが、長さは残り、重量があります。
このため、基本的にはオートキャンプでのご使用に適しているかと思います。
また撤収時に炭や灰を捨てる際には、折りたたまれないよう、持ち方を少しだけ注意していただく必要があります。
ですが、皆さんご存知のとおり、snow peak(スノーピーク)は修理や保証などのアフターサービスにも定評のあるアウトドアメーカーなので、安心して永く使っていただけると思います。
Coleman(コールマン)焚き火台L
使用時サイズ:φ45cm×高さ23cm
収納時サイズ:φ46cm×高さ8.5cm
素材:ステンレス
重量:1.6kg
老舗アウトドアメーカーColeman(コールマン)の焚き火台で、素材はオールステンレスですが、前出の2台と比較すると軽量で厚さ約10cmにたたむ事ができ、付属の収納ケースにコンパクトに収納することができます。
設営が非常で、本当に数秒で使用可能です。
形状からおわかりいただけるかと思いますが、通気性は抜群で、バーベキューなどで使う時にも炭を入れやすい焼き網が付属しています。
耐荷重量は約30kgでダッチオーブンは3サイズに対応可能です。
こちらは別売のダッチオーブンスタンドが必要です。
お手頃な価格と使い易さからこちらも初心者の方におすすめの焚き火台です。
STC社 Picogrill(ピコグリル)398
使用時サイズ:幅38.5cm×奥行き26cm×高さ24.5cm
収納時サイズ:幅33.5cm×奥行き23.5cm ×高さ1cm
素材:ステンレス鋼
重量:0.45kg
付属品:本体、スピット(串)2本、収納ケース
芸能人や著名人でキャンプ好きを公言される方々が増えてきています。
芸人キャンパーの先駆けは皆さんご存知のヒロシさんではないかと思います。
今や公式のユーチューブチャンネルも大人気でご自身が手掛けたキャンプギアも発売されるようです。
そんなヒロシさんが使ってらっしゃる事でも有名なこちらのPicogrill(ピコグリル)ですが、なんと言っても軽量・コンパクトなのに機能性が高いことが魅力かと思います。
大きめの薪も問題なく置けますし、焚き火料理にも使えます。
バックパック1つにギアを詰め込んでキャンプを楽しむようなソロキャンパーが焚き火台を選ぶ時には、1番最初に選択肢として挙がってくるギアかと思います。
MONORAL(モノラル) WireFlame ワイヤーフレーム
使用時サイズ:幅36cm×奥行き36cm×高さ28cm
収納時サイズ:φ9cm×長さ35cm
素材:特殊耐熱クロス、ステンレススチール
重量:0.98kg
付属品:専用収納袋
組み立て、収納共に大変簡単で初めてでもスピーディーに行うことができます。
非常にコンパクトになり、バックパックに収納可能です。
火床となる特殊耐熱クロスをワイヤーにて吊す形状(ワイヤーインフレーム+テンションボックス構造)なので、フレームが熱くなりすぎない利点があります。
また、なんと言っても唯一無二な見た目が非常にかっこいいです。
重い薪(3kg程度)にも耐えられる安定性を備えており、別売りの五徳を使用することにより3kg程度の調理器具も置くことができます。
あえて欠点をあげるとすれば、特殊耐熱クロスが消耗品であり、繰り返しの使用により、劣化するため50~100時間程度、半年~1年を目安に交換する必要があるため、ランニングコストがかかる点でしょうか。
新作の焚き火台の魅力
この投稿をInstagramで見る
なんと言ってもキャンプ場で他のキャンパーさんとかぶらず、注目を集める事ができます。
キャンプと共に楽しんでらっしゃる方の多いInstagramなどのSNS映えします。
また、キャンプ場などで周囲のキャンパーさんとの話題にもなり、新しいキャンパーさんとお知り合いになるチャンスが増えるのも魅力です。
さらに、キャンプがマンネリ化してきた時に楽しみとして新しいギアを投入する事があります。
キャンプのメインとなる焚き火に新作の焚き火台を使用することによりマンネリからの脱却をはかる事ができるというのも魅力の1つかと思います。
新作の焚き火台おすすめ5選
UNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリルsolo
サイズ:幅29.5cm×奥行き29.5cm×高さ18cm(網高)
収納サイズ:幅21cm×奥行き21cm ×高さ5cm
重量:0.9kg
材質:炉・ロストル・焼網:ステンレス鋼、スタンド:鉄・クロームメッキ、収納ケース:ポリエステル
人気の焚き火台の1番初めにご紹介したファイアグリルのsoloサイズ仕様です。
2020年の6月に発売されたばかりです。
先ほどご紹介したファイアグリルの魅力をそのままにコンパクトなソロキャンパー仕様となっております。
ですが、そうは言ってもバックパックでのキャンプには向かないので、オートキャンプでソロキャンプを行ってらっしゃる方におすすめいたします。
detour-life (デトアーライフ)×FUJIKINKO(フジキンコウ) HANGING BONFIRE STAND(ハンギングボンファイアスタンド)2.0
サイズ:幅33.5cm×高さ27.5cm
収納サイズ:幅43.5cm ×高さ30.5cm
吊り下げ用ワイヤー長:50cm
地面からの接地点:5.5cm
材質:スチールアイアン
こちらの商品の魅力は、なんと言ってもその名の通り、吊り下げて使用することができることです。
スチールやアイアンのランタンスタンドなどを使用することにより、吊り下げて焚き火を行うことができるため、ランタンとはまた違った雰囲気を味わう事ができます。
安心のMade in Japanで工夫を凝らした造りで、非常に丈夫です。
また、まだ人とかぶらず、雰囲気もよくておしゃれキャンプを演出できるためInstagramなどのSNS映えもすると思います。
収納すると薄くコンパクトになり、積載にも優しいです。
私個人的にはやや小振りな印象なので、メインの焚き火台とは別に2台目として使いたい焚き火台かと考えています。
Bush Craft(ブッシュクラフト) ウルトラライトファイヤースタンド
サイズ:幅44cm×奥行き35cm ×高さ8cm
収納サイズ:φ7cm×幅44cm
重量:約0.5kg
フレーム素材:チタン
火床素材:ステンレスメッシュ
付属品:ステンレスメッシュ、サイドバー、ステーブルスキット
「焚き火はやっぱり直火!でも、直火可能なキャンプ場にはなかなか行けない、、、」
そんな方に、『直火の代用』をコンセプトに極限のローダウン化をはかり、フルサイズでは世界最軽量と言われているこちらの焚き火台がおすすめです。
組み立ても分解も収納も非常に簡単でコンパクトになりますが、重い薪も十分置くことができる堅牢な造りです。
フレームの素材がチタン製で可動部や細小部品、板材などがないシンプルで非常にスマートな見た目です。
とても軽いため、バックパックに容易に収納可能で、登山などでのキャンプにも適しています。
また、別売りの焚き火五徳とステーブルスキッド2本を追加すればグリルとしても使用することができます。
Nature Tones (ネイチャートーンズ)タワーオブボンファイヤー
サイズ:幅43cm×奥行き40cm×高さ34cm
収納サイズ:幅43cm ×奥行き40cm×高さ15.5cm
本体重量:7.3kg
材質:鉄
アウトドアテーブルやクーラーボックスを置く台が特に人気で、非常にファンの多いこちらのアウトドアメーカーから発売された焚き火台がこちらです。
質実剛健な見た目とは裏腹に3段構造の組み立ては非常に簡単で、コンパクトに収納も可能です。
火ばさみ立てもついています。
主催されるイベントキャンプやグルキャンなどでこちらのアウトドアメーカーをお好きな方達が集えば、オプションのタワーブリッジを使用して、複数台を連結しテーブルとしても使用することができます。
もちろん単体で使用しても、鉄の素材感と焚き火の炎が映し出すロゴが非常に魅力的な焚き火台かと思います。
tent-Mark design (テンマクデザイン)フラット焚き火台S
S
・サイズ:幅21.8cm×奥行き21.8cm×高さ12.1cm
・収納サイズ:幅19.6cm ×奥行き26cm×高さ3cm
・本体重量:1.15kg
・耐荷重量:8kg
・材質:ステンレス430(板厚1.5mm)
M
・サイズ:幅32.5cm×奥行き32.8cm×高さ19.5cm
・収納サイズ:幅50cm ×奥行き26cm×高さ3.5cm
・本体重量:2.5kg
・耐荷重量:8kg
・材質:ステンレス430(板厚1.5mm)
L
・サイズ:幅41.8cm×奥行き41.8cm×高さ22.6cm
・収納サイズ:幅52.8cm ×奥行き38.7cm×高さ3.5cm
・本体重量:4.18kg
・耐荷重量:10kg
・材質:ステンレス430(板厚1.5mm)
ワンタッチで開閉可能な焚き火台で、薄く収納できるため積載にも家に置いている際のスペースにも優しいです。
厚みのあるステンレス鋼を使い、極力熱変形を抑えこみ丈夫でシンプルな焚き火台です。
使い込んでいく事により、エイジングも楽しむ事ができます。
価格も非常に安く、コストパフォーマンスに優れています。
Sサイズはソロで小さな焚き火を楽しみたい方に最適なサイズかと思います。
Mサイズはソロキャンプやデュオキャンプに使い勝手がいいかと思います。
ロストル、アミ、灰受けなどは別売りですが、容易に手に入り、バリエーションも豊富です。
専用の収納ケースは付属しませんが、シンデレラフィットする収納ケースや袋を探すのも楽しいかと思います。
炉が低いため地面の状態によっては、自然保護のため同メーカーから出ている焚き火台置きを使用してもらうことをおすすめします。
また、使用後に残った薪を運ぶ際の持ち方にご注意いただけたらと思います。
お役立ち焚き火グッズ 10選
LOGOS(ロゴス) たき火台シート
サイズ:幅130cm×奥行き80cm
収納サイズ:幅18.5cm×奥行き32cm ×高さ4.5cm
重量:1.1kg
材質:ファイバーグラス(シリコンコーティング)、綿
これまでの焚き火台のご紹介の中で、キャンプ場の地面への配慮について何度か触れています。
焚き火台の下に敷いたり、さらに地面を保護するために台を置いたり様々な方法があり、色々なアウトドアメーカーから焚き火台と合わせて発売されています。
今回ご紹介しているこちらのギアは、3層構造で高い耐熱性と断熱性を備えており、広く使えるワイドサイズである事も魅力です。
有名なアウトドアメーカーから出ており、購入も比較的容易かと思います。
私も使用しておりますが、ハードに使っておりますので、2代目も既に購入して常備しております。
LOGOS(ロゴス) TAKIBI de JINMAKU
サイズ 幅90cm×奥行き90cm×高さ101cm
幕帯 幅90cm×奥行き86cm×高さ90cm
収納サイズ 幅14cm×奥行き56cm ×高さ7cm
重量 1.5kg
材質 ファイバーグラス(シリコンコーティング)、スチール
付属品:専用の収納袋
慣れてらっしゃらない場合は、なかなか焚き火の炎が安定しない事もあるかと思います。
特に風のある日には、なかなか思い通りに焚き火をコントロールする事が難しいという経験は皆さんあるかと思います。
こちらのギアは、風から焚き火台を守る陣幕型のウインドスクリーンとなります。
風を防ぐと共に前方に熱を集中させ、より焚き火の暖かさを感じる事ができます。
また、火の粉が飛ぶことも多い焚き火の際に、周囲への配慮として使用すると、火の粉が飛んでチェアなどのギアに穴が開くといった被害を減少する事ができます。
耐熱温度500度のファイバーグラス生地の両面に更にシリコンコーティングがされており、取り扱いやすい焚き火用の陣幕となっております。
LOGOS(ロゴス) 火消し壺
サイズ:17cm×21.8cm、内寸13.5cm×16.5cm
収納サイズ 幅17.5cm ×奥行き17.5cm×高さ22cm
本体重量:1.5kg
材質:アルミ
見た目がスタイリッシュなのがありがたい火消し壺です。
消火に時間がかかる火がついた状態の炭も入れて蓋を閉めておくだけで、素早く消火可能です。
蓋にロック機能がついており、ハンドルもありますので持ち運びもしやすいです。
また、そのまま持ち帰れば炭はまた使う事ができますので、エコロジーの観点からも魅力的なギアかと思います。
LOGOS(ロゴス) 薪ラックテーブル
サイズ 幅35cm×奥行き30cm×高さ29cm
天板サイズ 幅32cm×奥行き30cm
収納サイズ 幅35cm×奥行き10cm ×高さ37cm
重量 2.2kg
耐荷重目安 [下部]10kg、[天板]12kg
材質 スチール
薪を束ねた状態で置ける折りたたみ式薪ラックです。
地面からの距離をとれますので、薪が湿らないようにする事ができます。
付属のパンチング天板を使えば、サイドテーブルとして使う事もできます。
天板は耐熱性の高い仕様となっておりますので、ダッヂオーブンやケトルなどをそのまま置く事ができます。
別売りのらくらく薪キャリーと合わせて使用可能で、キャリーに薪を入れたままごと置く事ができます。
また、折りたたんで薄くなるため積載にも便利です。
薪ラックについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
GRIP SWANY(グリップスワニー) ワークグローブ G-1
・サイズ(cm)
中指~手首:S(18)、M(19)、L(20)、LL(20)
甲周り:S(23)、M(24)、L(25)、LL(26)
・素材:アメリカ産牛皮革、ケブラー
実寸の手の大きさからワンサイズ程度大きめが推奨されています。
そのため、実際の中指~手首までが18cmなら、M(19)がおすすめです。
焚き火の際に、軍手でも事足りるかもしれませんが、よりおしゃれさやこなれ感が出ますし、機能性が格段に違います。
ハイテク素材のケブラーを縫い糸に使い、革にはステアハイドを使用し、クロムなめしを施しているため、使い込むほど味が出て、手の形状にフィットしていきます。
TEOGONIA (テオゴニア) ファイヤープレーストング
サイズ:全長42cm
素材:本体 スチール、グリップ ブラックウォールナット
重量:390g
芸人キャンパーの代表、ヒロシさんが使ってらっしゃることでも有名な火ばさみです。
デザイン、機能共に優れており、似たような形の製品があまりないのも魅力の1つです。
太い薪を持ち上げる際にも、非常に使いやすく、グリップ部分は交換したり、使いこんで味を出したりと様々な楽しみ方ができます。
PETROMAX (ペトロマックス) ファイヤーブロウパイプ
サイズ:収納時60cm、最大96cm
ランタンや今回はご紹介していませんが、鉄板にも使える焚き火台でお馴染みPETROMAX(ペトロマックス)の非常にかっこいい火吹き棒です。
ピンポイントで風を送る事ができるため、火おこしの際に特に役立ちます。
伸縮可能であるため、バックパッキングも可能かと思います。
同じ火吹き棒を使うならかっこいいギアを使いたい!拘りのある方におすすめです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) トライポッド
サイズ:幅70cm×奥行き60cm×高さ143.5cm
収納サイズ:幅15cm×奥行き14cm ×高さ78cm
重量:2.4kg
耐荷重目安: 20kg
材質:脚部、固定金具、ストッパー:鉄(焼付塗装)、チェーン(亜鉛めっき)
付属品:本体(脚部上×1、脚部下×3、チェーン×1、キャップ×3、収納バッグ×1
ダッヂオーブンや大型のお鍋、キャンプケトルなどを吊して焚き火の火にかける事ができます。
チェーンの長さ調節も容易に可能で、焚き火台との距離を変える事ができます。
写真のように三脚のトライアングル構造なので、多少小石の多い河原などでも安定して使用し、焚き火料理を楽しむ事が可能です。
また、専用の収納バッグが付属し、コンパクトに持ち運びできるのも嬉しいところです。
焚き火料理意外にも、ランタンを吊したり、洗い終わった食器を乾したりとアイディア次第で多用途に使う事もできます。
ONOE(尾上製作所) マルチファイヤーテーブル
セットサイズ:幅100cm×奥行き100cm×高さ26cm (内側空間のサイズ幅60cm×奥行き66cm)
1台あたりのサイズ:幅100cm×奥行き100cm×高さ26cm
収納サイズ:幅83cm×奥行き17cm ×高さ26cm
重量:10.8kg(1台あたり2.7kg)
材質:本体、脚:鉄(粉体塗装)
付属品:収納バッグ
焚き火台を囲む囲炉裏タイプのテーブルはバーベキューや焚き火を囲んで食事をする際に非常に重宝します。
たくさんのアウトドアメーカーから色々なタイプの囲炉裏タイプのテーブルが発売されています。
今回は比較的手に入りやすく、コストパフォーマンスの高さからこちらのギアをご紹介させていただきます。
長角タイプのコネクションテーブルで、単体の使用も可能です。
4台セットで販売されており、写真のように囲炉裏仕様にすることも横に繋げても4台並べても使えます。
熱に強く非常に丈夫で、地面の状態が悪くても安定して使用可能です。
黒でスタイリッシュな見た目ですが、錆びにくく、ヘビーユースに耐えられるため、非常に使い勝手がいいです。
tent-Mark design(テンマクデザイン) コットンチェアカバー
焚き火を囲む際に寛げるローチェアは必需品です。
ただ、焚き火の火の粉で大事なチェアに穴が開くのも避けたい。
そんな時にこちらのチェアカバーがあれば安心して寛ぐ事ができます。
Helinox(ヘリノックス)のチェアワンなどに取り付け可能で、厚手のコットン100%ですが、難燃加工はされておりませんので、そちらのご理解は必要かと思います。
サイドにはデイジーチェーンを装備しており、カラビナ等で小物を吊り下げる事ができます。
焚き火をさらに楽しむアイテム5選
この投稿をInstagramで見る
ここからは、さらに楽しむアイテム、贅沢品とでもいう物です。
先ほどまでのお役立ちアイテムとは違って、どちらかと言うと普通の焚き火が日常、いつもの焚き火になってしまった時に、非日常の焚き火へと昇華させてくれるアイテムを考えてみました。
そのような視点で読んでいただけると幸いです。
NEMO(ニーモ) スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー
使用サイズ:幅92cm×奥行き68cm×高さ112cm
収納サイズ:幅60cm×奥行き17cm ×高さ17cm
重量:3.3kg
耐荷重:136kg
材質:シート素材 ナイロンメッシュ
付属品:ジッパー式キャリングケース
焚き火が安定し、特に面倒を見なくても眺めてるだけでいい状態になったときにあると嬉しいのがこちらのスウィングチェアです。
身体をあずけてもたれるだけで、リラックスできるポジションに自動的に調節されるオートリクライニング機能を搭載しております。
ヘッドレストの高さ調節も可能で、カップホルダーや小物を入れる収納ポケットもあります。
あまりに快適なので居眠りしてしまう可能性が高いのが唯一の難点でしょうか。
DD Hammocks(ディーディーハンモック) フロントラインハンモック
使用サイズ:幅270cm×奥行き140cm
重量:0.86kg(ハンモックのみ)
耐荷重:136kg
材質:シート素材 ナイロンメッシュ
付属品:WEBBING(450cm×2)、スプレッダーポール(60cm×2)、Elasticコード(200cm×2)、スタッフサック
タープ×ハンモック泊のスタイルのキャンパーさんには定番のDDハンモックです。
焚き火台との高さや位置を調節する事により、チェア代わりに使って焚き火をする事ができます。
また、先ほどのスウィングチェアと同様に焚き火が安定したら、ハンモックに横になって火を眺めるという贅沢な時間を過ごす事もできます。
設営位置や火の強さには注意が必要なので、少し慣れた方の楽しみ方にはなると思います。
ちなみに、カラーは5種類から選ぶことができます。
ハンモックについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ARTFIRE(アートファイヤー)
InstagramなどのSNSでもよく見るようになり、少し定番化してきておりますが、やはり子供うけはいいですし、映える写真が撮れやすいという点から外せないのがアートファイヤーです。
袋のまま焚き火に放り込むだけで、炎色反応による炎の変化を楽しめます。
豪快に3袋ぐらい使用されることをおすすめします。
30分程度、持続しますので、のんびり眺めるにもワイワイと囲むにもちょうどよい時間かと思います。
スウェーデントーチ
今回ご紹介しているのは、兵庫県のヒノキを使ったスウェーデントーチですが、私は普段近くの森林組合さんで購入しております。
先ほどのアートファイヤー同様、子供うけやSNS映えする焚き火の贅沢品かと思います。
また、慣れてくれば調理も可能です。
未体験の方には是非お試しいただきたいです。
ちなみに私は地面を保護する難燃シートや台、または焚き火台の上に乗せて使用しております。
COGHRAN’S(コフラン) テレスコーピングフォーク
最後にご紹介するのも子供うけのいい商品です。
焚き火でスモアはもはや定番と言えると思います。
マシュマロを焚き火で炙る際に非常に便利です。
スティック部分が最長86cmまで伸びます。
最短31.5cmですので携帯性も高いです。もちろんバーベキューの串としても使えます。
まとめ
人気の焚き火台も新作の焚き火台もそれぞれに魅力満載です。
ある程度の条件を決めたら、あとは好みで選んでいただくのもいいかと思います。
私も含めてキャンプの焚き火をいつまでも楽しめたらいいなと願っております。